マハタのイタリアン缶詰

DSC01509宇和島市内のイタリアンレストラン「ルーコラ」オーナーシェフ山下さんが宇和島水産高校、県認定漁業士協同組合と協同開発したオリジナル缶詰。ラベル上蓋には中身の写真、胴にはマハタが泳いでいるユニークな缶詰ですが、この缶詰、実はかなり手が込んだこだわりの一品。

「佐野さん、召し上がってみますか?」気さくな山下さんのお誘いに甘えて試食させていただきました。見た目の印象でマハタが頭の中を泳いでいましたが、食べてびっくり。魚が全然でしゃばっていない。地元の野菜、鶏肉をふんだんに使い、全ての味が調和した立派なイタリアンメニューなのです。缶詰を開けてコラーゲンたっぷりのゼリー状の食材をそのまま食べても良いのですが、グラタン皿にごはんを盛り、中身をかけてその上にチーズとお塩を少々。そのままオーブンに入れて10分。本格的なパエリア風グラタンの出来上がり。そのおいしさは缶詰やレトルト食品とは思えない出来映え、そのままレストランが詰まった缶詰です。

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マハタの缶詰だけでなく、宇和島をこよなく愛している山下さんは地元の食材にこだわり、地元の生産者のすぐれた一品をある時はイタリアン食材として開発した、全く手を入れないでそのまま紹介できるものはどんどん紹介される食の地域コーディネーターです。こんな方がいないと地域のホンモノと出会えることは滅多にありません。山下さんの今後の活躍が楽しみです。

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マハタのイタリアン缶詰 への1件のコメント

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