毎年恒例になってきましたが、今年も松山大学の甲斐先生のお誘いでゼミ生にゲストスピーチをさせて頂きました。四国中央市の水引から宇和島パールまで、これまで関わらせていただいた愛媛の伝統産業とデザインの取組みについて話をさせていただいたのですが、講演・講義用のネタは毎年1回使ったらHDのどこかにしまいっぱなし。基本的に毎年直前になって事例の画像を選んでパワーポイントを作ります。なので、昨年何を話したか何も考えないで本番を迎えます。今年はえひめイズムと宇和島パールのお話をしました。参加者の中には昨年に続いて2回目の学生さんがいて、「昨年とは違う新しい内容だった」?すっかり聞き手のことより時間内に想いを伝えることでいっぱいでしたが、いつも何かに突き動かされて走っている感はあります。だから毎年話している内容が新鮮なのかも知れません。
今年から松山デザイン専門学校の1年生全員を対象にした隔週の講義でも伝統産業とデザインについて話をしましたが、県内の生徒達は愛媛の伝統産業をほとんど知りません。確かに量産品や工業製品にまみれた生活にはなかなか見当たらない産業かも知りませんが、今のライフスタイルに必要ないものではありません。財団法人 えひめ産業振興財団のHPで紹介されている「愛媛県伝統的特産品」にはまだまだ魅力がいっぱいです。ただ、近い将来消費社会を担う学生達が欲しいものかどうかは疑問です。デザインだけでなく経済、法律、様々な視点でメイドイン愛媛を考えてくれれば伝統産業が新たなかたちに進化してくれると思います。
ai@Eyesさん、コメントありがとうございます。ゼミの様子を写真に撮りたかったのですが、毎回終ってから気がつく始末。臨場感のないブログですみません。来年もあるかどうかは?甲斐先生次第ですが、イズムにも遊びに来て下さいね。sano
お聞きしたかったです~!
来年はもぐりこませてください!