パイルのないタオル???タオルの産地今治市内を流れる蒼社川の上流、玉川に工房を構える「工房織座」さんは原点の「織り」にこだわり、大量生産・均一化された現在のタオル産業が置き去りにしてきた旧式織機の手作り感、味わいにこだわるメーカーさんです。
昭和初期に作られた織機が今も現役で活躍しており、マフラー、ショール、織り帽子を一日一台30枚カッタン・カッタン心地よいリズムで手織りの雰囲気が残る工房です。全て機械織機ですが生産しているけど、何故か懐かしい、とっても落ち着く雰囲気で癒されます。思わず織機の織りや撚り加工の機械の動きを見入ってしますが、すぐそばにはいろんな糸と織り方で織り上がったマフラーが干されています。工房の窓からやさしく降り注ぐ光がとっても美しい。やはりものづくりの現場が一番です。
今日はこのざっくりとした織り生地を探しもとめて工房に伺いました。この織りを使って何をするのか?まだ内緒。この生地だけで十分美しいのですがいろんな用途に使ってみたい!社長さんにイメージをお伝えしてサンプルをお借りしました。
以前、タオルフラッグをご紹介しましたが今日は全く180°違う今治と出会い、ますますはまりそうです。