一週間ぶりの追加レポートです。写真の赤い鳥居が「パール神社」ご神体はもちろんパールです。アーケードのきさいやロードの両端に「上社」「下社」があり、年に二日間だけ存在する珍しい神社です。
アーケードのまちかどギャラリーメイン会場に入るとどん、とパールオブジェが設置してあります。ブログでご紹介したように2000個のパールを使った贅沢なオブジェ。このオブジェはパールを核としたブランド化に向けた宇和島の大切な想いを表現しています。作品にはこんなメッセージが、「宇和島パールは宇和海で数年の年月をかけて大切に育てられます。
皆さんが見ることが出来るパールはその中の約一割で、残りのパールは海に還されます。
この宇和海をイメージした2000個のパールの中央に浮かび上がる美しく輝く一握りのパールだけが宇和島パールなのです。宇和島パールは宇和海で数年の年月をかけて大切に育てられます。
皆さんが見ることが出来るパールはその中の約一割で、残りのパールは海に還されます。
この宇和海をイメージした2000個のパールの中央に浮かび上がる美しく輝く一握りのパールだけが宇和島パールなのです。」
波を表したパールは全て規格外の玉で市場には出回らない商品価値のないものなのです。中央に配置された数十粒の玉だけが商品となる玉なのですが、あこや貝から取り出されるまでは全て同じ様に手間をかけて大切に育てられたものです。実際によく見ると中央に浮かび上がる玉と波の玉は色、艶、形の違いがわかります。しかし、素人の目には一つ、一つの違いは判りません。宇和島ではそれだけの厳しいチェックをして品質を監理しているのです。生産量、出荷額日本一の宇和島パールならでは特徴を伝えるためにこのオブジェは作られたのです。デザイン・制作はブランド化推進事業のアドバイザーをされている薬師神さんです。
畳一畳程度のこのオブジェは真珠養殖の片達が大切に育てられたパールだけでなく、沢山の片達が協力して下さりました。写真左からウォールナット材を加工していただいた宇和島高等技術専門校の丸山先生、実行委員会事務局をされている宇和島市役所の皆さん、薬師神さん、ジュエリーデザイナーの福島さん、パールに穴空けをしてくださったデザイン研究会の皆さん、そして今年も賞状とウォールナット材を快く提供していただいたのが大五木材さんです。私も微力ですが、制作、そしてまちかどギャラリー全般の会場展示を担当しました
会場には今年のパールデザインコンテストの二次審査実作品19点が展示されています。写真左は今年の対象作品Plant山梨県の平山 由香利さんの作品です。他、これまでのコンテスト優秀作品が商品化試作として展示されています。
写真左は地元のボランティアグループ「ふぁみーゆ」さん。毎年カフェを行ってくれました。温かいコーヒー、anaコンソメスープなどをサービスしていただいています。中央はデザイン研究会の皆さんの作品。3年目は商品としてプライスをつけての展示・販売です。講師であるジュエリーデザイナーの福島さんが監修され、地元の皆さんをここまで育てていただきました。
そして福島さんのデザインされた水引ジュエリー。水引が100本以上使われているそうです。シルバーとパールの輝きと水引がぴったりです。
これらの作品は16日から開催する東京ギャラリールベイン会場(※入場無料)で展示・販売受付(一部)されます。是非ご来場ください。
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高橋様、コメント有り難うございました。まだ東京の会場の準備中です(涙)東京ではこのパールオブジェをバージョンアップさせる予定ですが、どうなることやら。。。東京からブログを更新予定です。お楽しみに!!sano
お疲れ様です、本当に。2000個のパールのオブジェ素晴らしいですね。是非現品を観てみたいです。弊社のブログでもご紹介させていただきます。ああ、パールとかけら、コラボ出来そうですね・・・夢が広がります。体を壊さない程度に、東京での盛会を祈念しております。