昨日から10月11日までえひめイズムで内子・五十崎和紙wazm「呼吸する和紙」を開催しています。紙縒りに楮を漉き込むシンプルな製法なので初めてご覧になる方は一見、これが和紙?と驚かれます。確かに孔だらけで文字は書けませんが、通常の手漉き和紙と同じ材料を使っています。また、その技術を進化させ、強度と吸湿性、消臭性など機能性を付加させたオリジナル和紙を開発しました。
現在の住空間で障子紙や襖紙などで使われている和紙(正確には機械でパルプを原料に作られた量産品)も生活スタイルの変化によって需要が減っています。書道紙にいたっては義務教育の習字の授業でしか使ったことのない方が多く、金封に筆ペンで年に数回使用するのがほとんどではないでしょうか?その様な社会環境の中で地域から手づくりの和紙を発信することはなかなか大変なことですが、是非、頑張って欲しいものです。
5月に東京西麻布のギャラリールベインで発表した際には、沢山の方にその審美性を評価していただきましたが、今回は松山で初めての発表。是非、現物をご覧になって下さい。
友佳理さん、連日大変お疲れさまでした。来週は東京へ和紙の納品ですね。お忙しいと思いますが、評価されているからこそ、頑張って下さい。sano
佐野さま
設営と初日2度も足を運んで頂いてありがとうございます。
立ち止まって興深げにみてくださるお客様も多く
嬉しかったです!