ご紹介が遅れてしまったのですが、本日まで松山三越で陶芸家の福森雅武さんの個展があり、期間中伺えなかった私はやっと最終日閉展ぎりぎりに会場で福森さんとお会いすることが出来ました。
茶碗、水差し、花器など会場に展示されている作品は見応えのあるすばらしいものばかりでしたが片付けの始まった会場ではじっくり見ることが出来ません。
実は福森さんは白洲正子さんとのご縁があり、県美術館で開催している「白洲正子展」の会期に合わせて松山で展覧会を開かれていました。なので明後日から作品の一部は県美術館、白洲正子展会場入口の特設会場で白洲正子展の開催中に展示していただけるそうです。三越でご覧になった方も見逃された方も是非、県美術館にお越し下さい。
ところが、県美に出品する作品の中で一体の「掛け仏」を飾る額がないとのこと。すぐに額師風雅さんが思い浮かびましたが、明日の展示までに額を作ってもらえるでしょうか?風雅さんは白洲正子展、福森さんと白洲信哉さんの対談にも見に行っているので額装の設えもすぐにわかってくれることまではわかっていました。先ほど、風雅さんのアトリエに「掛け仏」を届けましたが、(いつも無理な急ぎの依頼ばかりで叱られている私ですが)今回は神様の様に万事承知とばかりに一言二言の説明ですぐに取りかかってくれることになりました。
福森さんから仏様を通じて白洲展に繋がるとは。。。明日は県美術館の休館日。神様、風雅様、展示迄に間に合わせてくださいね!