額師風雅さんは主に木製フレームの特注加工・製造を行う職人・技術者です。同時にアーティストと作品展や地域のギャラリー・美術館の作品フレームを設えたり、地域のてづくり市に出店したり。。。愛媛のアート関係では彼のネットワークと活動はフレーム作りから地域コミュニティーへとどんどん広がっています。まさにエヒメアートプラットホーム。
彼のアトリエを改装して2年経ちました。古い工房と民家がくっついたアトリエが手狭になったのと人に集まってもらえるオープンスペースが欲しいというご希望があったと記憶しています。写真はアトリエの内部。納品間際は戦場のような仕事場が、ころころ移動作業台を動かしてコンサート、作品展、パーティーなど多様な空間に大変身。このアトリエの改装のほとんどは彼のスタッフ、友人達の手作りで仕上げられています。デザインを担当した私もその中の一人。アトリエそのものが風雅さんの額縁(フレーム)の様に集まって来られる人美しくもてなしてくれます。
Atelier Design/S DESIGN STUDIO
そんな風雅さんとはこれまで数回。とことん踏み込んでしまうことがありました。写真左手は2007年に松山大学フォトゼミ+風雅チーム+アートNPOカコア3者が共同で「たいせつ人フォトリレー愛媛から」を実施(たいせつな人を使い切りカメラで写真に撮り、四国中をリレーしていく参加型の作品プロジェクトのミーティング後の一こま)。こちらは当時のブログをご覧ください。
「たいせつ人フォトリレー」中継 〜大切な人を次に回そうプロジェクト〜
県美術館ロビー展会場構成/S DESIGN STUDIO