久万造林株式会社/八百屋木っちん

e69ca8e381a3e381a1e38293今夜は森のかけらでご存知大五木材の高橋社長と新年会。すっかり午前様になってしまいましたが、楽しいブログネタを仕入れましたので早速upです。高橋社長から紹介していただいた久万造林の井部社長。大五木材さんとはまた違ったユニークな事業を取り組んでいらっしゃいます。久万造林さんは愛媛県上浮穴郡久万高原町にあり、松山市内から車で小一時間で行けるスキー場、久万美術館で有名ですが、昔から林業で栄えた町です。この写真、八百屋さんのチラシではありません。久万造林が手がけていらっしゃる新製品。澄んだ空気、水、土に恵まれた自然に恵まれた環境を活かし、自然農法の野菜、特別な飼料で育てたこだわり卵、他特産の加工品を消費者へ直販しています。旧松山市内は直接デリバリーしているとのこと。

そしてこの割り箸。最近のエコロジー、マイ箸ブームに逆行している印象を受けますが、実はこの割り箸こそ元祖エコロジー。大量消費社会の産物のゴミ問題、森林伐採による自然環境破壊という言葉ばかりが目立つ社会になりましたが、もともと日本は自然が育んだ農水海産物を収穫し、自然に感謝しながら消費し、最後は土に返し、そしてまた新しい命が芽生える循環型社会だったはず。この割り箸は久万杉の製材の端材を全て使い切るために商品にしたそうです。業務用として大量に生産し営利目的だけで生産しているものではありません。

そんな久万造林の井部社長は果物、米、醤油、味噌を生産されている久万の仲間と「小さな町の総合商社」を企画中。すでに木材、農産物だけでなく山林ツアーやイベントなど久万に実際に来てもらい、自然を満喫してもらってそこで生産されたものを理解してもらう「新連携事業」を実践されています。

宴の酒と料理でおなかはいっぱいなのですが、久万のたまごかけご飯が無性に食べたくなりました。食欲だけの話ではないのですが、井部社長と高橋社長のお二人の木や自然に対する熱い想いはブログでは奥行きが深くて語り尽くせません。小出しにご紹介したいと思います。

カテゴリー: 2.地域資源/人, 4-2.木   パーマリンク

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