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カタリナ大学UD研究会の今年度のアイ・クローバーもいよいよ大詰め。「食のUD」をテーマに研究した成果を愛媛県産業技術研究所で発表を行いました。もちろん発表は生徒達が主役です。パワーポイントを使用して県の管理職・研究員の前でプレゼンをしてもらいました。
1部/「アイ・クローバーの活動説明」1月10日のブログ参照
2部/「ユニバーサルな食事のために」施設の実習や取材を通じて食事についてのニーズ調査を行い、食器・好み・場所・食事の量やカロリーなど総合的な消費者ニーズの拾い上げを行ったメンバーが編集し、福祉施設での食に関するニーズを同研究所へ提案しました。
授業以外でのこの活動は大学・行政・企業・民間との恊働事業として大学でもお墨付きをいただいており、趣味性の高いサークルや部活ではなく、生徒達は自己責任・自主参加で参加してくれています。授業が終わってからの会議やアドバイザーとして参加している研究所のF氏や私に叱咤激励されながら自分たちが何を行うのか?開発テーマ探しからスタートした今年度は右往左往しながらここまでまとめあげてくれました。「食」という広範囲なテーマを研究するには十分な時間はありませんでしたが、福祉の大学だから出来る施設や関係人材のネットワークで行ったニーズ調査はリアリティーのあるニーズの掘り起こしをしてくれましたし、成果が「広く・浅く」でも総合的な視点で研究出来たことが何よりも重要だと感心しました。
今年は5名のメンバーが卒業で社会へ羽ばたきます。福祉の専門家になっても広い視点と思考を持って社会の一員になって下さい。また、食のUD研究に終わりと答えはありません。今後の活動と研究に期待しています。
まずは、皆さん本当にお疲れさまでした。