Blue Mable Open

20090622solar_eclipse_01今日7月22日は皆既日食の日。Blue Mableがプレオープンしました。正式には8月2日がオープンです。それまで全てのサービス(メニュー)は提供出来ないそうですが、オーブンまで気になるお客様は是非!!昨日、プレオープンの前夜はお店作りでお世話になった方達だけでオープニングのお祝い(パーティ)がありました。丁度当日、朝から宇和島出張。第1回ジャパンブランド実行委員会に出席するためすっかりパーティに遅刻してしまいました。宇和島パール「Sea Lovera」も着々と進行中、近日中にお知らせします。

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秋田杉のカウンターもすっかりお店の一部として溶け込んでいます。実はこのお店は2人掛けの席が3セットしかありません。でんとお店の中央に巾4m×奥行き1mの大テーブルとキッチンカウンター、ウィンドーカウンターがあるだけ。松山にはこんなテーブルレイアウトのお店は出来ませんでした。別のお客さんと隣どうしだと落ち着かないとか二人以上のお客さんを想定して個別化するのが一般的です。また、テーブルは飲み物や食べ物をのせる機能だけではなく、一番場所を取り、一番お客さんが手に触れるところ。なので、天板の素材にこだわらせていただきました。ナチュラル指向のこのお店には温かく、やさしい素材が大切です。特に杉や桧は柔らかい質感があり木目のまっすぐ通った美しい表情が特徴なのです。また、この木を納めてくれた大五木材さんのブログで詳しく説明していただいていますが、日本の森林の歴史や社会事情によって激変している木材情勢を知ると、ますますその存在を考えさせられます。

このお店で大活躍してくれた大五木材の高椅社長の粋な計らいでオープニングのお祝いを施主の藤山さんへプレゼント。円い森という商品「針槐」(ハリエンジュ)という木にレーザーでお店のマークを焼き入れしています。この木は市内の街路樹を再利用したもので、木言葉(花言葉と同様に木にもいわれや物語があります)は「親睦」「頼られている人」このお店にぴったりです。

オープンキッチンと客席を遮る吊り棚に大きな緑色の黒板が二枚吊られています。どこからでもお店のメニューやメッセージを書き込めるようにと、額師風雅さんが特別に作ってくれました。また、オープンまでに準備出来なかった砥部焼のオリジナルカップもデザインが出来上がり、これからどんどん進化していくことでしょう。

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ご覧のとおり、お店は通りに面した2面+建物ホール側が全面ガラス貼り。ご丁寧にも建物裏側にも採光用のガラスで覆われていてフルオープンです。外からはショーケースの様に、ガラス貼りのリビングダイニングルームとして見え、中からはテラスに居る様な外にいる錯覚します。外が土砂降り雨でしたがわいわいがやがや、やさしく楽しいお店が出来ました。

カテゴリー: 1.日々デザイン   パーマリンク

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