大西陶芸ホームページリニュアルオープン

ピクチャ 1

砥部焼窯元の大西陶芸さんがホームページを一新しました。数年前にショップ&ギャラリーのお手伝いをさせていただいてからのご縁ですが、ホームページの制作をパルスデザインさんに、作品のイメージ写真はナチュレの藤山さんに撮影をお願いしました。そう、私は何もしていないのです。ただ、手づくりで一つ一つ使う方への想いを込めて作られる製品だから、その良さをもっと沢山の方に知ってもらいたい。そんな想いを伝えました。

ネットショップは準備中ですが、生活食器を中心に大西陶芸さんらしい青磁、いっちん、艶消釉、お食い初めセットなどなど、沢山の品揃えで充実しています。焼物の産地として知名度のある砥部焼ですが、県外の方から大西陶芸さんの作風は「砥部焼らしくない」と良く聞きますが、その方の砥部焼のイメージを聞くと厚手の生地に通称唐草模様のゴスの染付けを施した30年前のデザイン。実は地元、県内でもそのイメージを引きずっている方は多いのです。通常、その産地で作られたものを表すことが多いのですが、砥部焼の場合は一般的に砥部の磁器土を使い、手づくり、ゴスの染付けで出来ているもの。大西陶芸さんの製品は砥部焼そのものなのです。流行の絵柄や形にとらわれず、窯元としてオリジナリティーのあるものを目指している窯元の姿勢、方針には固定化された様式はありません。

大西陶芸さんの製品の中でも磨りガラスを彷彿させる艶消釉の製品、ほんのり盛り上がったレリーフの様ないっちんなど繊細で上品な作風は単に食事を摂るための食器ではなく、生活を楽しむ器として使う人のイメージを膨らませてくれます。これからも楽しみな窯元さんです。

このブログを立ち上げた目的は愛媛の魅力的な生産者の方たちをご紹介することだったのですが、思う様に動けず、なかなか叶いません。しかし、大西陶芸さんの様に直接生産者がホームページを立ち上げ、自社の紹介をしてくれれば助かります。

カテゴリー: 4-3.窯業   パーマリンク

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