1月29日から愛媛県美術館で開催する白洲正子展のチラシが完成しました。グラフィックデザインは松山のフェイスの坂上さん。A3二つ折で内容が充実した見やすいデザインに仕上がっています。
9月に奈良・京都・滋賀の白洲正子さんが旅した古社寺を坂上さん、西村さんと一緒に行ったのがつい先日の様です。開催までひと月ちょっと。会場の設え(会場構成)の計画・準備もいよいよ待ったなしです。
この企画展は白洲正子が「西国巡礼」「かくれ里」「十一面観音巡礼」などの紀行文など多くの随筆の中で触れられた「かみさま」「十一面観音」など古社寺に伝わる国宝・重要文化財の神仏像が公開されるのが注目されていますが、この展示のために随筆など正子の言葉をわかりやすくまとめた見せ方など細部にわたって編集された白洲信哉さんの想いが詰まったもので、「随筆が空間になった企画展」なのが大きな特徴だと思います。本物を見るだけでなく、日本人を見つめることの出来るまたとない機会です。