昨年から愛媛県デザイン活用売れるものづくり支援事業の助成を受けて、市内の材木業を営まれている大五木材さんの商標登録「森のかけら」ブラ ンド化のお手伝いをしています。これまで広島のデザインギャラリーで企画展の実施と市場調査、市内店舗での展示、ロゴマークの一新、HPの開設、商品パッ ケージデザイン、そして一部商品のリニュアルを行って来ました。
高橋社長の木に対する熱い想いに煽られながら何とか頑張っていますが、タイミング良く昨年末に「森のかけら」が松山商工会議所･第4回松山ブランド新製品コンテスト｢NEXT ONE｣優秀賞を受賞されました。おめでとうございます！！
こ の「森のかけら」は建材・家具などの端材を商品に再生させること。国産・海外産を問わず、世界中の木を使ってみたいという社長の想いとアイデアで3.5セ ンチのキューブ状に木を加工、自然素材のワックスで仕上げオリジナルの木の名前をラベルにして貼付け、桐箱に入れて100個入り＠40,000円と36個 入り＠16,000円で販売されています。目的が量販ではないため加工が全てて仕事で行われており、少々割高感を感じる人もいるかも知れませんが、シンプ ルな見た目以上にかなり手間がかかっています。
木や自然素材に関心がある人はもちろんですが、大量生産・大量消費に慣れてしまった消費者 の方へ木の魅力を知ってもらう為の啓発が必要です。HPでは高橋社長が毎日更新されているブログで「木のはなし」、「木の仕事」、「今日のかけら」などな ど木について楽しい話を見ることが出来ます。高橋社長の尽きない木の想いがいっぱいのHP（こちら）。是非ご覧ください。
沢山の方に売れることは理想ですが、この商品は生き物です。沢山作るために無理をするのではなく、工業製品にはない一つ一つが手作りで表情の違うものであって欲しいと思います。木の魅力と高橋社長の魅力が評価されるのはこれからです。