マドンナチーム

e5aea2e78e8be7a59ee7a4be昨年ご紹介した米山没後100年展の拓本出品、作品貸し出しの交渉、会場の設営・運営と裏方で大きな支えとして頑張っていただいた地元のボランティアグループ「マドンナチーム」の代表、田中さんから久しぶりに電話を頂きました。2月にマドンナチームの拓本を展示依頼されているとのこと。ひたすらに米山を愛し、伝えよう、未来へ残そうという強い意思に心が動かされます。米山展はマドンナチームの様な強い想いのある方達が実行委員会を起こし、実現したのです。

少しマドンナチームのご紹介をさせていただきます。(※三輪田米山とマドンナチームH.P.より)マドンナチームは松山の絵手紙をしている女性達のグループです。米山の魅せられて、米山を後世に伝えようと米山書の石文の採拓、家庭に眠っている米山書の発掘を行う活動をされています。米山の生誕の地松山及び周辺の神社には、米山の書の神名石や注連石、鳥居の碑林がおよそ80基建っている。毎日、野外で個展を行っているようなもので、いつでも自由に見ることが出来ます。

e9ab98e4ba95e7a59ee7a4be代表の田中さんとは米山展をきっかけに昨年夏に松山で開催された「絵手紙協会全国大会」にマドンナチームの拓本をどのように展示すれば良いか、相談を受けてから一気に拓本の迫力に惹かれました。書に関しては素人の私が初めて見せていただいた生の拓本(未軸装)は表面の石のごわごわ、ぶつぶつがそのまま写し取られ現場の臨場感が伝わる素晴らしいものでした。すでに数点を立派な軸装をされていましたが、表装すると和紙の立体感が印刷物の様にツルッとして何とももったいない印象を受けました書の設えは軸装と決まっていますが、あえて裏打ちしない「簡易軸装」を提案しました。

dsc01031-1といっても私にはそんな技術はありません。額装を専門にしている風雅さんに相談この様な設えに仕上げてもらいました。当時、20本近く軸装していただいたと思いますが、今度は更に作品が増えそうです。展示は2月15日から生涯学習センターで開かれるそうです。まだご覧になっていない方はこの作品をご覧になったらその迫力と拓本の大変さが実感出来ると思います。詳細が分かり次第お知らせしますので是非。

画像上から1、2はマドンナチーム撮影、3は風雅撮影

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