パールが一区切りついて、本業の店舗やオフィス、住宅のデザインが迫っております。カウントダウンの連続ですが、その間、新事務所もスタッフのN君の活躍で念願の書棚を完成させ何とか新年度がスタートしました。
昨日から砥部焼きの土造窯、坂本明三郎さんのイベントがえひめイズムで始まりました。非食品のイベントは伊予水引金封協同組合さん以来、2回目となります。イズムの非食品部門コーディネート業務を担当しているのですが、イズムがオープンしてから食品関連のイベントが続き、企画担当のkさんからのプレッシャーでやっと、砥部焼、菊間瓦、木製品、染物のイベントを4月末〜5月に組んで頂きました。
イズムのミッションは販売よりもモノの魅力を伝えること。入口ステージとイベントスペースを使っての作品展示と作家さんによる体験を行います。イズムの賑わいづくりに作家さんに協力していただいています。
坂本さんは主に小物の飾り(猫、天使など)とかなり重厚なオブジェを作られる作家さんで陽と陰、天使と悪魔、表裏のはっきり2面性を意識したユニークな作品を作られています。天使シリーズの小型ペンダントはイズムでは大変好評で特に若い女性の御客様に人気があります。今回は節句にちなんだ鯉幟シリーズやかわいい新作を増やしていただきました。同時に豚の生首蚊取り線香、どくろなど(かなり遠慮ぎみですが)キモイ系の力作が展示されています。とても同じ作家さんの作品には見えないキモ・カワ入り乱れた会場ですが、しっかりカワ系だけ順調に売れているようです。
坂本さんは大西陶芸の社長さんのお勧めで力のある砥部焼らしくない作家さんということで紹介していただいたのですが、作風からちょっと「怖い」イメージが ありました。難しかったら遠慮しようとお会いしたのですが、とてもやさしいオーラに包まれたカワ系の作家さんです。イズムをきっかけに新たな展開が見つか ることを期待しています。
やさしい坂本さんの砥部焼体験が昨日行われました。本当に丁寧に作品の作り方を参加者に伝授していただきました。成形が出来た作品は来週焼成して仕上げて頂けるそうです。29日も体験を行っています。通常の砥部焼体験では味わえない坂本さんのキモ・カワ体験、お勧めです。詳しくはえひめイズムへ
イズムは28日に売場をリニュアルします。商品ボリュームを増やし、ディスプレィも充実していきます。お楽しみに!